アクア（AQUA）不具合・リコール情報を紹介！

不具合やリコールには種類があり、トヨタのサイトで紹介されているアクア（AQUA）の『リコール』『改善対策』『サービスキャンペーン』と国土交通省のサイトで紹介されているアクア（AQUA）の不具合情報のまとめです。

アクア（AQUA）不具合・リコール情報のまとめ2018

衝突回避支援システムの不具合

2018年4月にアクアの『衝突回避支援システムの不具合』情報が発表されています。

内容は夜間作動プログラムが不適切で、前方車両を正しく検出できなる事があり、その為夜間走行中の衝突被害軽減ブレーキの性能が低下する恐れがあるとされています。

衝突回避支援システムの不具合の改善内容

夜間作動のプログラムの修正をすると発表しています。

引用：https://toyota.jp/aqua/safety/?padid=ag341_from_aqua_top_safety03#

衝突回避支援システムの不具合の対象車両

型式
DAA-NH10
DAA-NHP10H

通称名
アクア

対象車の含まれる車台番号
NHP10-6734764　~　NHP10-6736967

制作期間
平成30年4月2日~平成30年4月9日

対象車の台数
159

備考
Toyota　Safety　Sense　装着車

シフトロック機構の不具合

こちらは2014年に発表された内容で、サービスキャンペーン（無料修理）となっています。

現象は本来ブレーキペダルを踏みシフトロックが解除され、PレンジからRレンジやDレンジにシフトしますが、この方法以外にもブレーキペダルを踏まずにサービス用シフトロック解除ボタンを押しながらPレンジからシフトできるため意図せず車が動き出す恐れがあると言うものです。

シフトロック機構の改善内容

シフトロック解除ボタンを交換しカバーを取り付け、運転中に解除ボタンを操作できないようにする。作業時間は40分から1時間程度。

シフトロック機構の不具合対象車両

型式
DAA-NHP10

通称名
アクア

対象車の含まれる車台番号と製作期間

NHP10-2000000　~　NHP10-2330970
平成23年11月7日　~　平成26年5月6日

NHP10-6000000　~　NHP10-6295536
平成23年11月7日　~　平成26年5月6日

アクア（AQUA）に不具合はある？

ネット上には様々な不具合が報告されており、なかには整備不良やユーザーの使用ミスなどが原因もあると思いますが国土交通省のサイトより不具合報告をまとめました。（国土交通省のサイトはこちら）

引用：https://toyota.jp/aqua/performance/eng_hv/

エンジン関連の不具合報告
・1時間ほどアイドリングしたあと徐行で発進したこところ急加速した。
・走行中に異音がし失速することがある。
・エンジンのスタートボタンを押しても『レディ』ランプが点灯せず走れない。
・段差を乗り越えた際に突然加速した。

保安灯火関連の不具合報告
・テールランプに水や埃がたまる
・電動ドアミラーが開かない、格納されない
・LEDストップランプが明るすぎて目が痛い

引用：https://toyota.jp/aqua/?padid=ag341_from_aqua_navi_top

その他の不具合報告
・ガソリンを満タンにしても燃料計が満タンにならない
・純正のナビが複雑な迂回路を案内する
・ブレーキから異音がする
・他社のインテリジェントキーでドアロックが開錠した

引用：https://toyota.jp/aqua/interior/cockpit/?padid=ag341_from_aqua_in_cockpit01#

リコール、改善対策、サービスキャンペーンの違い

重要な順番は
・リコール
・改善対策
・サービスキャンペーン
となっています。
それぞれの違いは

リコール
自動車の構造、装置又は性能が自動車の安全上、公害防止上の規定（道路運送車両の保安基準）に適応しなくなるおそれがある状態、又は適応していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車を回収し無料で修理する制度。

改善対策
自動車等の構造、装置又は性能が基準不適合状態ではないが、安全上又は公害防止上放置できなくなるおそれがある又は放置できないと判断される状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車を回収し無料で修理する制度。

サービスキャンペーン
リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが無料で行う自動車の修理。国土交通省の通達に基づく制度。