アクアのサイズを比較！アクアはライバル車より広いor狭い？

アクア（トヨタ自動車）がハイブリットコンパクトカーとして2011年に誕生して以来、各メーカーからライバル車が続々と現れてきました。

しかしながら、その人気に衰えはなく、今でもリーディング的な存在となっています。

先進の燃費性能や走行性能はもちろんですが、アクアの魅力はコンパクトサイズにもあります。

どのような工夫が施されているのか、ライバル車と比較しながら確認していきたいと思います。

引用：https://toyota.jp/aqua/grade/gr_sport/?padid=ag341_from_aqua_top_grsport_grsport01

アクアのサイズ基本情報

アクアは社用車から乗用車までのグレード（Lモデル、Sモデル、Gモデル）と、SUV車のグレード（Crossoverモデル）と、2つの異なるボディサイズが存在します。

それぞれの特徴を確認しながら、外観や室内を見ていきます。

エクステリア

・アクア（Lモデル、Sモデル、Gモデル）

全長4,050mm×全幅1,695mm×全高1,455mm

ホイールベース2,550mm、タイヤサイズ185/60R15

トライアングルシルエットと名付けられたエクステリアは、フロントノーズから傾斜したフロントガラスルーフへと続く大きなフォルムが特徴的です。

引用：https://toyota.jp/aqua/performance/performance/

ボディサイドへ移動すると、トライアングルの最上部分が中心より後方に置いてあることが分かります。

全高を低めに設定したことも合わさり、しなやかさと伸びやかさがイメージできます。

引用：https://toyota.jp/aqua/exterior/?padid=ag341_from_aqua_navi_exterior

・Crossover

全長4,060mm×全幅1,715mm×全高1,500mm

ホイールベース2,550mm、タイヤサイズ185/60R16

アクアらしさを持ちながらも、重厚なフロントフェイスはクロスオーバータイプのSUV車に相応しい存在感があります。

引用：https://toyota.jp/aqua/exterior/?padid=ag341_from_aqua_navi_exterior

ボディサイドへ移動すると、最低地上高を20㎜アップしたサスペンション、専用の16インチアルミホイールが目に映ります。

引用：https://toyota.jp/aqua/exterior/?padid=ag341_from_aqua_navi_exterior

リアへ回ってみると、トライアングルシルエットのイメージを崩さないフォルムの中にも、アクティビティをしっかり備えた形状が印象に残ります。

引用：https://toyota.jp/aqua/exterior/?padid=ag341_from_aqua_navi_exterior

インテリア

全長2,015mm×全幅1,395mm×全高1,175mm

Crossoverモデルを含めて全車共通の大きさとなっており、運転席のドアを開けると、インパネ周りから全てのシートまで統一感のあるデザインを目にすることができます。

引用：https://toyota.jp/aqua/interior/?padid=ag341_from_aqua_navi_interior

室内の全長2,015mmはコンパクトカーの中では最上位となっており、楽に運転席へ座ることができます。

助手席も同様で、視界を遮らない空間はどこまでも遠くを見続ける楽しみがあり、中央に設置されたデジタルメーターを共有することで運転感覚さえ共有することができます。

後部座席へ目をやると、大きなシートが存在感を現しており、大人二人が座っても窮屈さを感じさせません。

全高が低い分、乗り降りに体をかがめる姿勢が必要ですが、シートの角度を調整しているので、天井への圧迫感は気になることはありません。

ラゲッジスペース

開口幅946mm×奥行き722mm

引用：https://toyota.jp/aqua/accessories/interior/

Crossoverモデルを含めて全車共通の大きさとなっており、ライバル車と比べての奥行きの長さは断トツと言えます。

後部座席は6：4分割可倒式リヤシートとなっていますので、3人乗り、2人乗りのシートアレンジにより、さらに大きな荷物を積むことが可能となります。

アクアのサイズ比較

ライバル車のサイズはどのようになっているのでしょうか。

自動車業界では10ｍｍの差が大きく取り上げられる傾向にあり、見た目のインパクトも大きく変わってきます。

・フィット

（外寸）全長4,045mm×全幅1,695mm×全高1,525mm
（内寸）全長1,935mm×全幅1,450mm×全高1,280mm
（ホイールベース2,530mm、タイヤサイズ185/60R15）

引用：https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/styling/design/

ライバル車の第一人者だけあって、アクアのサイズとよく似た数字となっています。

全長が長いアクア、全高が高いフィットという構図で、後部座席やラゲッジスペースの奥行きや高さに違いが出てくることになります。

トヨタのアクアとホンダのフィットの比較

まさに日本のお家芸と言っても過言ではないコンパクトカーですが、今ではハイブリッド機能を備えたハイブリッドコンパクトカーとして世界中の脚光を浴びるようになりました。その中でも1位2位を競い合っているのがトヨタのアクアとホンダのフィットですが、実際に比べてみるとそれぞれに特徴があり、どちらを購入しようか考えている方へは是非とも以下の内容を参考にしていただければと思います。

a-car.net

2018-12-22 13:46

・ノート

（外寸）全長4,100mm×全幅1,695mm×全高1,525mm
（内寸）全長2,065mm×全幅1,390mm×全高1,255mm
（ホイールベース2,600mm、タイヤサイズ185/60R15）

引用：http://www.nissan.co.jp/SP/NOTE/COLORS/

コンパクトカーの中で一番大きいサイズと言われているノートですが、今やフィットの人気を追い越す勢いの存在感を放っています。

ミニバンを思わせる外観は、室内に乗ってみてもその感覚に変わりがなく、座高の高さも合わさってクリアな視界が特徴的です。

トヨタのアクアとニッサンのノートe-powerの比較

ハイブリッドコンパクトカーというジャンルが確立されておりますが、その不動の地位を築いたのがトヨタの生んだアクアと言っても過言ではありません。ところがニッサンがこの市場に入り込んできました。e-powerという機能を搭載したコンパクトカーのノートは驚くべきハイブリッド車としてその名乗りを上げてきたのです。ノートe-powerはアクアのライバルとなったのか、今回はこの2台を比較していきたいと思います。

a-car.net

2018-12-24 18:00

・デミオ

（外寸）全長4,060mm×全幅1,695mm×全高1,525mm
（内寸）全長1,805mm×全幅1,390mm×全高1,210mm
（ホイールベース2,570mm、タイヤサイズ185/60R15）

引用：https://www.mazda.co.jp/cars/demio/grade/

独特なフォルムを持っており、ドライビング志向が強いためか男性に人気のある車です。

室内空間の狭さが目立つのですが、家族向けというよりも2人でドライブを楽しむ雰囲気を感じさせます。

トヨタのアクアとマツダ新型のデミオの燃費・外観・室内の比較

自動車の価格は安全性を重視することで値段が上がってきているのが実情です。それゆえ、価格を抑えたコンパクトカーの存在はとても大きく、各メーカーもしのぎを削っている状況と言えます。今回はハイブリッドを武器に人気ナンバーワンになったトヨタのアクアと、フルモデルチェンジしたマツダ新型（4代目）のデミオを比較してみたいと思います。 こちらの2台の違いは果たしてどんなところなのでしょうか。性能や外観、内装を中心にそれぞれの特徴を見ることにします。

a-car.net

2019-01-04 00:55

・ヴィッツ

（外寸）全高3,945mm×全幅1,695mm×全高1,500mm
（内寸）全高1,920mm×全幅1,390mm×全高1,240mm
（ホイールベース2,510mm、タイヤサイズ175/70R14）

引用：https://toyota.jp/vitz/exterior/?padid=ag341_from_vitz_navi_exterior

コンパクトカーとしてアクアと一線を画す存在でしたが、ハイブリッドシステムを採用したグレードが出たことにより、ライバル車として見られるようになりました。

モデルチェンジはしておらず、ガソリン車のフォルムをそのまま継承しており、少し前のコンパクトカーといった印象が残ります。

トヨタのアクアとヴィッツハイブリッドの比較

2017年よりヴィッツへ待望のハイブリッド車がラインナップされました。従来までは、ハブリッド車として低燃費を実現したアクアに対して、ガソリン車として価格を抑えたヴィッツという、同じメーカーの中でもはっきりとした違いをコンセプトに販売されていましたが、ヴィッツハイブリッドの誕生とともに同じハイブリッドコンパクトカー同士で比較されることになりました。 どのような違いが出てくるのか是非とも検証したいと思います。

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2019-01-05 22:35

・プリウス

引用：https://toyota.jp/prius/design/?padid=ag341_from_prius_navi_design

（外寸）全長4,575mm×全幅1,760mm×全高1,475mm
（内寸）全長2,110mm×全幅1,490mm×全高1,195mm
（ホイールベース2,700mm、タイヤサイズ195/65R15）

トヨタ自動車が誇るハイブリッド専用車で、アクアもこちらの車を参考に開発されました。

小型車両ながら3ナンバーだけあって、全体的にゆとりのあるサイズからセダンタイプの風格を表現しています。

トヨタのアクアとプリウスの比較！あなたの比較基準は？

売れ筋ナンバーワンのアクアとハブリッドカーの元祖プリウス、どちらもトヨタが誇る大人気車種ですが、正直、この2台のどちらかを選ぶとなると非常に悩ましい感じがします。一応、2台とも5ドアハッチバックというジャンルに収まると思いますが、世間では、一般的にアクアがコンパクトカー、対するプリウスはセダンという位置づけで比べられることが多く、車のサイズ的にも分かりやすい気がしますので、今回はそこに重点を置いて比較していきたいと思います。

a-car.net

2019-01-16 15:16

アクアのサイズ感とまとめ

様々なシーンで利用されるアクアですが、それぞれどのように適合されるのか見ていきたいと思います。

普段使いが多い街中の移動ですが、コンパクトサイズのおかげでストレスなく運転することができます。

駐車スペースを選ぶ必要がなく、後部座席には大人が2人乗ることができますので、ちょっとした移動には持ってこいのサイズです。

狭い脇道などの運転もスイスイと走ることができ、渋滞情報を聞きながらコース変更することで、目的地まで時間をかけずに移動できる嬉しさもあります。

週末など家族連れの移動はどうでしょうか。

夫婦が前部座席、子供たちが後部座席をイメージすると、かなりゆとりのある空間ができるので、燃費性能も手伝って家族旅行にも便利です。

ホイールベースが長めに設計されおり、小回りが利く反面、高速道路での安定性も保たれており、長距離運転でも効果はてき面となります。

引用：https://toyota.jp/aqua/exterior/?padid=ag341_from_aqua_navi_exterior

その他のレジャーや趣味での使い道を考えてみましょう。

スポーツを楽しむのであれば、3人乗り、2人乗りへシートアレンジすることをお勧めします。

後部座席が6：4分割可倒式リヤシートとなっていますので、テニスや釣りなどの荷物が多い時は、リヤシートを片側倒し状態にしてラゲッジスペースを広げることができます。

ゴルフやスノーボードといったかなり大きい荷物を運ぶ必要がある場合は、両側倒し状態にしてラゲッジスペースを最大限に活用することもできます。

引用：https://toyota.jp/aqua/exterior/?padid=ag341_from_aqua_navi_exterior

天体観測や写真撮影など車中泊が必要なときはどうでしょうか。

少々窮屈となってしまいますが、2人乗りにすれば後部で大人一人が横になって仮眠をとることは可能です。

多少段差ができるので、柔らかいマットや荷物で調整する必要がありますが、エアコンをつけっ放しで一夜を明かしても、ガソリンをあまり消費することなく利用することができます。

ハイブリッドシステムの特性、バッテリー供給の時だけ稼働するエンジンの仕組みがここでも活躍してくれるのです。

引用：https://toyota.jp/aqua/exterior/?padid=ag341_from_aqua_navi_exterior

難しい運転を必要としないボディサイズだけでなく、人を乗せる、荷物を積むといった用途に合わせて設計されているアクアはとても優秀なコンパクトカーと言えます。

様々な条件でも利用してもらえるよう考え抜かれたサイズ感だからこそ、世代を越えて多くの方から人気があるのではないでしょうか。

自分なりの利用シーンをまとめてみてからカーディーラーへ行くのも、アクア見学を楽しむ一つの方法だと思います。

アクアのコンパクトサイズについて見てきましたが、どのように映ったのでしょうか。

ライバル車との比較をすることで違いを発見できたことは、今後の車選びの参考になるかと思われますので、必要な情報をメモしながらそれぞれの車を体感して下さい。