アクアのエコカー減税とは?アクアの自動車税はどれくらい?

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燃費性能の高いアクア(トヨタ自動車)は、エコカー減税の対象となっているのをご存知でしょうか。

また、グリーン化特例という税制措置もあり、自動車税に関しても優遇されています。

それぞれの制度について確認すると共に、どれくらいの税金を支払うことになるのか確認してみましょう。

引用:https://toyota.jp/aqua/performance/eng_hv/?padid=ag341_from_aqua_perf_performance_eng_hv01

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アクアのエコカー減税とは

新車を購入すると3種類の税金がかかることになります。

・自動車取得税

購入時に支払う税金となりますが、消費税率の増税にともない数字が変わっており、消費税8%へ変更したときは、取得価格(小売価格)の5%から3%へ引き下げとなりました。

平成31年10月を予定している消費税10%の際には、自動車所得税を廃止する方向で動いています。

※新たな税制が創設される見込み(環境性能割)

アクアのグレードによって異なりますが、約51,300円~53,000円となります。

・自動車重量税

新車購入時、初回3年分車検(以降2年分車検)を通す際にまとめて支払う必要があり、車の重量によって金額が異なる税金です。

0.5トンににつき4,100円(エコカーは2,500円)がかかります。

アクアの場合、車両重量が1.0トン以上1.5トン未満のエコカーです。

初回の車検まで3年間あるので、
2,500円×(1.5トン÷0.5トン)×3年=22,500円となります。

・自動車税

毎年(4月)所有車1台ごとに課す税金ですが、車の排気量によって金額が異なってきます。

アクアの場合、1000cc〜1500cc (経過年数:13年未満)に該当することになり、34,500円を毎年支払うことになります。

引用:https://toyota.jp/information/smallcar/lecture/?padid=ag001_tjptop_car-select_smallcar

エコカー減税とは

地球温暖化の問題へ取り組んだ省エネ法により、平成32年度(2020年度)燃費基準の最終取りまとめが行なわれました。

燃費性能試験はJC08モードを使って確認されますが、目標基準値をどれだけ達成したかにより減税率が変わってきます。

そのランクは、ベースとなる燃費基準達成車、+10%達成車、+20%達成車、+30%達成車、+40%達成車、+50%達成車の6段階に分かれています。

アクアは、最高ランクの燃費基準+50%達成車となっており、減税率100%が与えられています。

引用:https://toyota.jp/ecocar/about1/?padid=ag341_from_aqua_ecocar_base_about

税金が免除(免税)されることになり、新車購入時の支払い負担がなくなるということになります。

免税対象は以下の2つが該当します。

・自動車取得税

約51,300円~53,000円が0円となります。

・自動車重量税

年換算で7,500円(初回3年分22,500円)の支払いが3年継続検査時まで0円となります。

3年後の2年分車検を通す際にも費用がかからないことになります。

引用:https://toyota.jp/information/smallcar/reading/17/

見積もり時にカーディーラーの方から説明があると思いますが、自動車取得税および自動車重量税の金額項目がゼロになっていることをしっかりと確認しましょう。

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アクアの自動車税はどれくらい?

自動車税について説明しておきます。

毎年5月上旬までにその年度分(4月~翌年3月)の自動車税に関する請求書が送られてきますので、一部の地域を除いて5月末日までに支払うことになります。

期限内に支払わないとペナルティー(違約金)を課せられることもありますので注意して下さい。

また、その年が車検と重なっている場合、申請書類に納付書の添付が必要になってきますので、最悪車検を通すことができなくなります。

前払いが前提となっていますので、途中で車を処分した場合、還付金制度から残りの期間を月割賦で返金してくれます。

ただし、こちらは廃車(スクラップ、一時抹消)が条件となり、公道を走ることができる下取り車や買取り車では還付対象となりません。

見落としがちとなりますので、下取りや買取り時には車販売会社と自動車税を含めた査定を交渉するようにしましょう。

引用:https://toyota.jp/information/smallcar/reading/04/

先ほども説明しましたが、自動車税は車の排気量によって金額が異なっており、1500cc のアクアは34,500円を毎年支払うことになります。

新車購入時も例外はなく、1年分を前払いで支払うことになります。

タイミングよく4月1日納車であれば、満額支払うことになり分かりやすいと思いますが、そうでない場合は月割賦で当年度分を支払うことになります。

参考に早見表を記載しておきます。

アクア自動車税の早見表

月単位で2,800円か2,900円の減額で残りの期間分の税金が決まっています。

引用:https://toyota.jp/information/smallcar/reading/05/

エコカー減税と合わさった税制措置にグリーン化特例というものがあります。

排出ガス性能および燃費性能に優れた自動車に対して、その性能に応じて自動車税の支払いを軽減する制度のことを差します。

エコカー減税の対象のうち、+10%達成車、+20%達成車ではおよそ50%の低減、+30%達成車、+40%達成車、+50%達成車ではおよそ75%の低減を優遇してくれます。

引用:https://toyota.jp/request/guide/step1/&padid=ag065_from_smc_lecture

こちらの低減対象が自動車税となっています。

対象期間は新車購入時の翌年度に支払われる一年分の自動車税となっており、新車購入時期による隔たりを是正した形となっています。

アクアは、最高ランクの燃費基準+50%達成車となっており、低排出ガス車のランクも星4つを受けていることで低減率75%が与えられています。

外観の窓枠にその証が貼られていますので確認してみて下さい。

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アクアの税金について

実際にアクアにかかる税金がどのように変わっていくのか整理していきましょう。

・新車購入

自動車取得税       0円
自動車重量税       0円
自動車税     34,500円

エコカー減税の対象により、初回購入時の自動車税次回車検までの3年分の自動車重量税免税されます。

自動車税に関しては、満額34,500円もしくは月割賦に応じて0円~31,600円の範囲で支払うことになります。

・2年目

自動車税               9,000円
グリーン化特例が有効となり、低減率75%により22,500円の値引きとなります。

・3年目

自動車税               34,500円

新車購入時の初回車検は3年目までおこなわれませんので、自動車税のみ支払うことになります。

・4年目

自動車重量税       0円
自動車税               34,500円

初回車検(3年継続検査)時となりますが、最高ランクの燃費基準+50%達成車であるアクアは次回2回目の車検までの自動車重量税が免税されます。

引用:https://toyota.jp/information/smallcar/reading/14/

・5年目

自動車税               34,500円

・6年目

自動車重量税       15,000円
自動車税               34,500円

2回目車検となり、ここで初めて自動車重量税を次回車検までの2年分を支払うことになります。(2,500円×(1.5トン÷0.5トン)×2年 )

これ以降に関しては2年サイクルで同様の税金を支払っていくことになります。

引用:https://toyota.jp/information/smallcar/ranking/hybrid/

アクアは2011年からの販売ということもあり、グリーン化特例に関しては優遇されていますが、こちらの法令は低減だけでなく、利用年月が一定の期間を越えると重課(10%~15%増)することもあります。

ガソリン車およびLPG車は13年越え、ディーゼル車は11年越えと、新規登録してからかなり年月の経った車が対象となっており、ハイブリッドシステムを積んだアクアは外れています。

販売から10年にも満たないだけに参考外なのかもしれませんので、10年以上乗り続けられることを想定されるようであれば、法改正が十分にあり得ますので注視するようにしましょう。

引用:https://toyota.jp/information/smallcar/reading/11/

新車購入から初回車検までの間、

・自動車取得税(約51,300円~53,000円)
・自動車重量税(約22,500円)
・自動車税(約25,500円)

の免税や減税があることで、約99,300円~101,000円もお買い得だということが分かります。

さらに2年分の自動車重量税も免除されるうえに、通常0.5トンにつき年換算4,100円かかる費用もエコカー対象のため2,500円で済むメリットもあります。

税金面からすれば、乗り続ける度に優遇されている実感が湧くことでしょう。

アクアの税金まとめ

燃費基準と低排出ガスの両面においてトップクラスの評価を受けているアクア、いかに地球環境に優しい車であることがよく分かります。

しかしながら、ハイブリッドシステムが高価なことで、車両価格も一般的なガソリン車と比べると高い印象を持つ方も多いと思います。

税金の免税や減税だけに頼らず、低燃費によるコストダウンを念頭に置いてアクアを利用するように心がけましょう。

キャッチ画像:https://toyota.jp/aqua/performance/eng_hv/?padid=ag341_from_aqua_perf_performance_eng_hv01

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